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オッサンのネタバレにしようかと思ったんだけどユキヒトルートにあぜんとしたのでユキヒトルートのネタバレします。
オッサン攻略後、リンを攻略しようかとも思ったんですが、「ここはPS2移植の際に新たに加わった赤毛から攻めよう」と思い、ユキヒト攻略へ。
PS2版のスキップ機能が快適すぎて、あっという間にユキヒトルートへ。
ユッキーから事ある毎に熱い視線を感じていたアキラは、ケイスケ脱走事件のしばらく後、気になったので(何を聞こうか考え無しに)姿を見かけたユッキーに声をかけます。しかし、何について聞こうか具体的に考えていなかったアキラ。まさか「お前・・・俺のことばかりなんでそんなに見つめてるんだ?」とド直球を投げるわけにもいきません。
ユキヒト「誰かと勘違いしてるんじゃないのか」
声をかけたアキラがなかなか自分に声をかけた理由を話さないので、ユッキーはアキラをすごく不審者扱い。
どうでもいいですが、ユッキーは美人さんです。立ち絵が美しい・・・美しいが画面に近寄ると細部が良く分からない。くそう・・・自分の部屋にある安物の液晶テレビをつくづく恨みました。
この時、ユッキーがケイスケ関連の発言をしかけ、途中でやめます。アキラは気になりましたが、それ以上の情報は得られず、その場を後に・・・
そしてどのルートにも存在するアキラに執着する男との戦いの後、ユッキーと再会。ユッキーがこの間言いかけたのはケイスケがラインをやってるところを見た。という情報でした。愕然とするアキラ。アキラほっぽいて立ち去るクールビューティ・ユッキー。
アキラはケイスケがラインをやっていると信じられませんが、その後黒スケに対面し、またショック。ショック状態のまま、休息をとろうと廃ビルの中に足を踏み入れます。そのビルの一室の扉の前に絵が描かれた紙が落ちているのを見つけ、好奇心から部屋に足を踏み入れます。
中はゴミ屋敷ではなく、部屋の外に落ちていたのと似たような絵が描かれた紙が床に足の踏み場も無いほど散らばってる状態でした。アキラが黒一色の幾何学模様(?)のような絵に興味を取られていると、部屋の主、帰宅。(どうでもいいですがこの部屋、PC版で見たシキティの部屋と同じつくりに見えるんだけど・・・)
整頓能力の無い部屋の主は・・・・・・ユッキーでした。そうだよね~、シキティのはずが無いよね!ユッキールートで、アキラが居住者不明の部屋に入ってしまう状態になって、そこでシキティが出てくるなんて事無いよね!!
ユッキーはアキラに部屋に入られてかなり不機嫌。さらに、
アキラ「この絵・・・・・・」
ユキヒト「・・・・・・違う」
このやり取り、どう考えてもおかしいですw何が「違う」んだよ、何がwアキラまだ何も言ってないじゃん。ユッキーの動揺っぷりに幼さとまではいかないんですが、年相応な感じと、それによる恥ずかしさが垣間見えこちらはニマニマ。(私がね。)
しかし、アキラが黒のみで描かれた床に散らばる大量の不思議な絵を見て「全部、お前が描いたのか」「生きてるみたいだな」と評すると、ちょっと態度が軟化。なんか仲間内には意味不明とか気味悪いとか言われっぱなしだったみたいで、ユッキーはちょっと嬉しそうです。
やばい・・・ユッキー、かわいいんだけど・・・・・・
そして、アキラに「子どもの頃に会った事ないか」発言をして、ユッキーが実はアキラと同じ孤児院の出身らしいと匂わす形に。
ユッキーの部屋を後にしたのち、黒スケに喫茶店に連行されるアキラ。喫茶店から黒スケが去った後、ここでもう一つ攻略キャラとのイベントや、何らかのエピソードがあるはずなんですが、それをかっとばして雨の中、また黒スケと対峙。ここでの会話はケイスケルートと同じ。
しかし、ケイスケルート以外では、ケイスケはアキラの血に触れ、苦しみながらその場を立ち去ってしまいます。倒れるアキラにユッキーが駆け寄ります。ケイスケを追わないと、と焦るアキラをなかば強引に押しとどめ、ユッキーはアキラを雨のしのげる廃屋へ避難させます。
ケイスケとのやりあいで左手に怪我をしたアキラへユッキーは治療をします。治療をするんですが・・・
【ユキヒト式切り傷の治療法】
①ペットボトルの水を傷口にぶっかける。(「我慢しろ。包帯も消毒液も品切れだったんだよ」)
②傷口を思いっきり舐める。(「傷なんか、舐めときゃ治る」)
こいつ、馬鹿か?(アキラ心の声)
ユッキーは消毒の為に水をかけたんだよね?その後で雑菌だらけの口で舐めるのはどうかと、思うぞ・・・(あ、ユッキーの口に雑菌なんて住んでいないんですね、きっと。)
アキラとユッキーはやっぱり孤児院で一緒だったそうです。しかし、アキラがある事情で記憶が少しずつ抜け落ちているのに対して、ユキヒトはすべての記憶をしっかり持っていました。ユッキーの語る自分達の幼少時代の突拍子も無い話に困惑しつつその全てを冗談や、作り話だと流せないアキラ。
アキラとユッキーが建物から出ると、ユッキーはイグラにチームで参加しているので、そのチームのメンバーと合流します。ユッキーのチームのリーダーはなんかぱさぱさした茶髪の男でトウヤ(cv.イトケン)というらしいです。どうでもいいですが、声優さんの関係でこのトウヤの声が、某死神アニメの赤髪刺青の人に聞こえなくも無い・・・
ここでのイベントでユッキーがアキラの血がライン使用者に何らかの形で作用しているらしいと感づきます。アキラにその事実を確認し、複雑な感情を抱くユッキー。自分の血の話をした途端にユッキーが自分を拒絶したように感じてもやもやするアキラ。しかし、アキラの血の秘密にイグラを取り締まる組織、ヴィスキオが気付きます。
ヴィスキオを実質取り仕切るアブリトr・・・じゃなくてアルビトロはユキヒトのチームリーダー、あばら・・・じゃなくてトウヤに「アキラ連れてこないと、お前のチームどうなっても知らんぞ」と脅しをかけます。チームの仲間を守りたいトウヤはアキラを薬で眠らせ、ヴィスキオのアジト、通称『城』に連れて行きます。そこで、アキラは自分の血がラインの効果を打ち消すという事、自分が、幼少時代は、国家機密の、生体兵器を作り出す研究の被験者だった事を知ります。その時、アキラは、生態兵器になる見込みはゼロとされ、孤児院へ。研究に関する記憶だけをすっぱり消された為に、幼少時は記憶が飛び飛びだったのでした。ユキヒトも特別な能力は無いと、同じように記憶を操作されたのですが、なぜか記憶が消えなかったのでした。
日本でもはや内戦が起こるのは時間の問題。アルビトロは生態兵器ではなくとも、その力を打ち消すアキラを手元に置く事で、内戦を自分に優勢にしようと試み、アキラを監禁します。アキラも脱出を企てますが、地下牢に閉じ込められ逃げ出せず焦燥ばかりが募ります。万事休すか、と思われたところで、
「・・・・・・無事か」
ユッキーとトウヤが助けに来ました。(ここの逆光で立つ二人のスチルがかっこいい・・・)
なんで助けに来たといぶかしむアキラに、どんな事情であっても人を売るなんて真似をするな、とトウヤがユキヒトにマジギレされ、そして、ユッキーとトウヤがケンカ。頭が冷えたトウヤはアキラに悪いと思って助けに来たそうです。ユッキーはなんで助けに来たのか教えてくれません。
そして3人で逃げ出そうとしたら処刑人に見つかる。もう、これ絶対死亡フラグだ~と半ば諦めていると・・・
トウヤがユッキーとアキラより一歩、処刑人の前に歩み出ました。
なんと、トウヤは自分が時間稼ぎをするから二人は逃げろ、と言い出すのです。
処刑人相手にです・・・あの、ライン使って強くなった普通の人間が怯えて逃げる、処刑人です。捕まったら命はまず無い、処刑人です。
それでも二人を逃がす為に、「とっとといけよ」というトウヤ・・・トウヤ・・・かっこよすぎます。
トウヤを生贄に促され、ユキヒトとアキラは逃げます。二人はユキヒトがアキラが捕まってる時に得た情報からトシマを抜ける事のできる下水道のある場所まで逃げ切ることが出来ました。
この場所をユッキーに教えてくれたのは・・・源泉でした。しかもすごい勢いで「何かあったらアキラを連れてここから逃げてくれ!」と頼まれたようです・・・源泉ルートじゃない、最初にちょろっと行動を共にしただけのオッサンですが、その思いにアキラは何かが込み上げて来ました。
トシマ脱出のためにアキラとユキヒトは下水道を行きます。探せなかったケイスケや置いてきたトウヤの事は、自分に原因があると若干落ち込み気味のアキラ。しかしユッキーは
「ふざけんなよ。自分のせいっていうのは、自分のことしか考えていないのと同じだ。もっとほかの事を考えろ。今どうしてここにいられるのか、その意味を考えろ」
アキラを一喝。アキラも犠牲にしてきたものの分も歯を食いしばって生きようと決意します。
そしてアキラの血の話になります。ユキヒトは自分が、アキラと同じ犠牲を払ったのにアキラが成功して、自分には何も起きなかった事に複雑な気持ちを抱いていると口にします。当然アキラは「好きでこんな体になったんじゃない」と言い張ります。しかし、ユキヒトはアキラの体質を羨んで言ったのではないのでした。
ユキヒト「何も起こらなかった俺たちは、全くの無価値じゃないかって、そういう気分になる」
研究所の記憶が無いアキラと、研究所の記憶がしっかり残るユキヒトの対比です。いまだに悪夢にうなされる程の忌々しい記憶を持つけれど、生態兵器になれない、という意味で価値が無いとされ、孤児院に送られたユキヒト。研究の記憶は無いが、おそらくその研究のせいで自分は血によって人を殺してしまう、呪われた血だと、血を憎むアキラ。
二人とも研究を受け、孤児院に送られたという事実はあっても、お互いの苦しみを分かち合うことは出来ない、というせつなさがあります。
しかしそこから二人は、みな違って当たり前、それを無理に理解しあおうとする必要は無いのだ、ただ違いを受け入れればいいという結論に達します。
アキラとユキヒトがお互いを「自分と同じ境遇にあった被験者」ではなく「アキラ」、「ユキヒト」という別々の個人なのだという当たり前だけれど二人にとってはこれからきっと大事になる事実を受け入れ、二人はトシマを脱出します。
後日談はトシマを出て2年後・・・
アキラとユッキー、二人一緒に住んでいます。
アキラは近所の洋食屋で、ユキヒトはバーでウェイターをしています。(家賃折半の為)
そして、ユキヒトは物に執着が無さ過ぎて、整理整頓能力が無い。アキラも執着心が無いので、あまりにひどい時は片付けるが、それ以外は放置。
・・・二人の部屋が恐ろしい事になってなきゃいいんですが・・・
あ、トウヤ生きてた。びっくりした。なんか奇跡的に脱出できたらしいです・・・・・・
月明かりの中で前を歩くユッキーとそれに続くアキラ。ユッキーが振り返って「アキラ」と声をかけてED。
総評としては、新たに加わっただけあって非常に新鮮だったし、面白かった。しかし、若干プレイ時間が短い気がする。ケイスケや源泉のようなBL要素はほとんど無くて、なんかトモダチ以上恋人未満の関係が伺えました。
・・・ん?BL要素が無い・・・???
そういえば、ケイスケルートや源泉ルートでは18禁シーンの代わりにいちゃこらシーンが入りました・・・え?でも、何?ユキヒトとアキラ、いちゃいちゃしてた?
・・・・・・・・・まさか、ユキヒト式切り傷の治療法・・・ですか・・・?